【このブログの内容は、関東に住む東大志望の浪人向けです】
【2019年に書いたものです】
こんにちは。
一浪東大落ち慶應のちえりちゃんです😉
とりあえず私の受験生時代の話をすると
現役で東大文三のみを受けるも
合格点とは30点数で落ち、
滑り止めなんか受けてないので
必然的に浪人決定。
東大に再チャレンジするも
ギリギリの点数で落ち……
テキトーに受けた私立に入りました
とまあこんな感じの経歴なのですが
浪人しよう!と思った時に
予備校について何も知らずかなり苦労した記憶があるので
予備校選びに迷う浪人生に読んでもらえたらな、
と思います。
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まず
どんな予備校があるのか?
というところからですが
私が高校の先生に紹介された予備校は
「駿台」
と
「河合塾」
の2社でした。まあ東大志望のみなさんなら
この大手2社のつくる東大関連の模試を
受けられたことでしょう。
ほかは「代々木ゼミナール」とか?
「臨海セミナー」とか?
ちらほら名前は聞きますね。
という感じです。
ちょっと知っておいた方がいいこととしては
代々木ゼミナールは、
現役時に何点で落ちたかを見て、
授業料を免除してくれる場合があるので
「ギリギリで落ちてしまったけど、浪人するのにはお金がかかるし厳しいなぁ…」
と思っている人は是非行ってみてほしいです。
AやBの範囲で落ちてれば免除いけるはずです。
とりあえず
予備校に通う、となると
今までの学校生活と同様に、
完全に時間割が組まれて
全ての授業に参加しろ!
ってシステムになります。
つまり、
「数学だけが苦手で落ちたんだ…!」
って人でも、数学以外の授業を
受ける必要が出てくるので
時間の無駄が多すぎると思う人も多い。
そういう人は
Z会の添削
で部分的に苦手をカバーする浪人生活の方が
向いているかもしれない。
っていうのも言っておきたい。
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ここからは東大志望向けの
東大志望のためのコースが設置されている校舎は
河合塾なら「本郷」
になります。
まずはここの校舎に行って
説明会に参加するなりしてみてください。
他の大宮や新宿にある校舎でも東大向けの授業が受けられるんだろうか……?
そこらへんはわからないけど、
東大のための授業が設置され
東大のための先生がいるのは
基本的にこの二校だけになります。
家が遠い人も時間をかけて通ってくるし
地方からきて寮に住みながらここに通う子も結構います。
で、だ。
大体の人はこの2社を比較しながら
どっちにするか決めると思う。
その際のチェックポイントをあげていきたい。
私は結局駿台に決めたから
駿台寄りの情報が多くなるかもしれないけど
河合塾にも何度か見学に行ったので
参考になれば嬉しい。
①授業料について
基本的に2社で大きく変わることはないです。
が。
河合の方が若干安かったはずです。
河合塾で60〜70万ぐらい?
駿台は70〜80万ぐらい。
ちょっと注意したいのは、
これは通年の講義のお値段でして。
夏期講習と冬季講習はまた別にお金が必要になります。
夏期講習に関しては
駿台のことしかわかりませんが…
大体夏期講習で20万ぐらい、
冬期講習でさらに20万ぐらいは
かかってくると思った方がいいです。
夏期講習と冬期講習は、予備校に強制されたスケジュールで動くわけではなく
やりたい講座を自分で選び取る形になるので、
講座を1つも受けない!という場合は
講習代はゼロ円になりますが、
大体の人は10個ぐらい講習をとるので
1講座2万円×10で
20万円ぐらいと見ておいた方がいいでしょう。
よって、浪人するのに必要なお金は
通年授業(60〜80万)
+
夏期講習・冬期講習(40万)
で、合わせて
100万〜120万ぐらいですかね。
ひええ恐ろしい…………
浪人させてくれるって本当にありがたいことだと思います。両親に圧倒的感謝。
②合格率について
これはなんとも言えない部分があります……
上位クラスの方がもちろん合格率高いし、下位クラスになると合格割合が低くなるのも当たり前かと思います……
ただ絶対心に留めておいてほしいのは
【浪人しても案外受かる人は少ない】
ってことです。
いや、それお前が落ちただけやろ?笑
と思うかもしれないけど。これはマジ。
案外受からんよ。びっくりするぐらいに。
みんな不真面目なわけじゃないのに。
駿台の文系クラスの話をします。
駿台の文系クラスにも2種類あって
・東大演習コース
・東大コース
に分かれています。
現役時のセンターの点数が780点ぐらいあれば東大演習コースに入れてもらえるはずです。
ちなみにワシは演習コースやったけど落ちたからな。気抜いたらアカンで。
演習コースは1クラス30人で
通常コースは1クラス100人にもなります。
駿台の文系クラスは
演習コースで2つ
通常コースで2つ
に分かれており、
計4つのクラス展開がなされています。
演習コースの1番上のクラス
(なんでこの人落ちたんだ??って周りに言われるレベルの人たち)
の合格率は8〜9割です。
まあまあ高いけど100%受かるわけではない。
演習コースの2番目のクラスと
通常コースの1番目のクラスは
合格率5割ぐらいです。
半分しか受かってない!浪人したのに!
ってびっくりするでしょ。ね。
東大の壁は恐ろしいです……
そして通常コースの2番目のクラスになると
合格率は2割以下と聞きました。
あくまで割合ってだけなので、
下のクラスにいたって受かる人は受かるし
上のクラスにいたって落ちる人は落ちます。
でも一応覚えておくといいかもね。
ちなみに河合塾の合格率は
見学の時に担当者から聞いた情報なので
どれぐらいの正確性があるかわかりませんが
上位クラスなら6割
下位クラスなら3,4割
と言われました。
上位クラスの合格割合が
駿台に比べて低めなのは
母数が多いからだと思います。
河合塾のほうが一クラスの人数が多めなので。
ということで合格割合はどこまで参考になるかわかりませんが!一応載せておきます。
参考にしてください。
③予備校生活について
誤解を恐れずにいうと、
駿台は50分授業
河合塾は90分授業
が基本的なスタイルです。
駿台は 50分授業×2 を1セットとする授業展開が多いので、授業時間が河合塾より短いからといって、河合塾より薄い内容しか学べないかというと、そんなことはありません。
始業時間も
駿台は8時40分
河合塾は9時30分
とかなり違います。
朝が苦手な友達は河合塾にしてましたw
あとはクラス担任制度ですかね。
駿台にはクラス担任がいるし、高校の時のようにホームルームの時間があります。
出欠席にも結構厳しいですが、成績等諸々のフォローなんかは厚いなと感じました。
河合塾だと、担任はいないし、ホームルームの時間もないと聞きました。
あと、座る席については
駿台は指定制です。
決められた場所以外に座ることは基本的にできません。1週間に1回と結構な頻度で席替えがあるので、前になったり後ろになったりちょっと楽しい。友達がいなくても座る場所に困らないし。
河合塾は自由です。
前に座りたければ座ればいいし、当てられるのやだし後ろ行こ!ってのもアリです。大体は仲良くなった友達と固まって座りがちだそうですが。
添削制度については
駿台より河合の方が回数多めです。
質的なものはわからないけど。
確か河合塾とZ会って提携してたと思うんですけど、添削部分はZ会にお任せしてたはずなので、ある程度のクオリティだったのではないでしょうか。
た!だ!し!
それはいまや過去の話です!
駿台と提携しています。
今年駿台は添削システムを新たに導入したそうです。
…………あとはわかるな?
とまあこんな感じかな。
オマケだけど雰囲気としては
河合塾より駿台の方が真面目な感じの人多いよ。河合塾は派手髪の人多いけど、
駿台の人ほぼみんな髪の毛は真っ黒やから……
それが学力にどんだけ影響与えてるかは知らんけどな。
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本当はこの記事を
三月中に書きたかったけど
大学準備があまりにも忙しく……
とまあ、新しい大学でも楽しくやってます。
二浪は絶対できない人のための
滑り止め私立の話も
いつか書こうと思ってますのでぜひご覧になってくださいな。
どんな結果になろうが
浪人時代に一生懸命頑張れたことは
一生の宝になったと思ってます。
とにかく今は落ちたばっかりだし
SNSに現れるキラキラ大学生見て
凹むことも多いと思う
浪人苦しいだろうけど
最後までがんばれよ!
第一志望は譲れない!!!!!!!!
って気持ちで!!!!!!!!!
ペンを握れよ!!!!!!!!!
慶應のお姉さんは応援してるよ。
オワリ