やっはろ～
塾講師のちえりちゃんです。
ひどすぎることを書いているので
ひどすぎることが嫌な人は
読まないでくださいね。
（ひどすぎることとは？？？）
ほんとはブログを書いてる場合じゃないんだけど
（予習しなきゃ！）
でも気持ちが収まらないので書かせてくれ…
今日の授業は思うことがたくさんあったんだ…
ちょっと文章適当に書きすぎて
散文みたいになったから
後で書き直すかも……
中学受験したことある人ない人いると思うけどさ
私の場合は中途半端でね…受験勉強は途中でやめました。
父の海外転勤があったのでね。
でもね、小学生の頃は
知的好奇心にあふれてて、
何を学ぶのも楽しくて、
自分に知識がつくのが面白くて仕方なくて、
私は本当に勉強が大好きだったんだよ。
本当に勉強が大好きだったから、
受験こそしなかったけど
父が海外転勤になるまでずっと
塾には通い続けたし、
わからないことがあれば
わかるまで勉強した…
（今から考えると怖いくらい勉強してたし、勉強が趣味ってレベルだった）
私はね…
私はだよ？
前述した昔の私ぐらい
「勉強が好きだー！」
って子供にね
教える先生になりたいなって思っちゃうの
でも現実にはね、
親に言われて無理やり塾に通っているような子が
ほとんどなんだよね。
まあ、最近中学受験流行ってるしね。
小学生の間に投資するのが
一番リターン大きい、なんて
Twitterで言われているのも見かけました。
でもさー…でもさ…
正直さーーーーーーー
中学受験なんて、
地頭勝負の世界じゃない？
子供に投資したからといって
そんなに頭良くなるわけなくない？
と思うわけですよー
いや、いろんな意見受け付けますよ…
異論反論いくらでもどうぞ、
って感じなんだけど…
私は、
子供を塾に入れたところで
そんなに頭は良くならないって思ってます。
先生の腕とか関係なく、ね。
そら、少しは変わるだろうけど。
中学生高校生になると
自分で勉強して
実力伸ばしてくるやつが
結構増えてくるから、
地頭も努力で
ある程度カバーできるようにはなるのだけど…
小学生はねえ……どうしても
地頭ですよ、やっぱり。
塾に入れたところで
伸びる学力なんて知れてる。
というか、塾に通うことで
賢い子は能力を十二分に伸ばせるけど
そうでもない子は
塾代と能力の伸びが釣り合わない…
そんな気がします。
科学的な根拠とかないんで、
これは体感的な話でしかないんだよ。
だけどね。
私は中学受験向けの勉強を
すぐにやめてしまったけど、
やめた後も学力テストだけは受け続けてて、
（ｎ能研とｙツ谷大塚のテストです）
そのテストでは毎回
「この成績なら一番上のクラスに入れてあげます」
って判定をもらってました。
ちょっと嫌味な自慢で申し訳ないけども。
何が言いたいかというと、
塾の特殊な勉強をしていないのに！
最上位クラスに入れるぐらいの実力が
私には常にあった。
ってことね。
その後、私は高校で超進学校に進んだんだけど、
そこで出会った子たちに
それとなく話を聞いてみたところ、
その子たちもみんな苦労なく
塾の上位クラスに所属していた人ばかりだったよ
つまりね
塾代をたくさん払えば子供が賢くなる世界ではなく、
もともと賢い子供が
塾のサポートを得て
トップ校に流れていく…
そういうイメージなんだよね、中学受験って。
進学校という環境で育って
やっぱり地頭だろうなと
強く思わされたわけです。
そりゃあ
小学生だけど勉強して勉強して
偏差値ぐんぐん上がって
志望校のランクも何段階も上げて合格した、
って子も中にはいるでしょうけど。
なかなかいないでしょ…
おっと話したいことと少しずれてしまった
今の私は、某塾で
学力的に劣っている子の面倒をみています。
というかね。
当たり前だけど、
ベテラン大人気講師は
将来有望な上位クラスにしか顔出してないし
実績を期待されてない子のクラスには
テキトーな非常勤講師が派遣されてんですよ…
（テキトーとは言ったものの、みな東大か早慶出身の先生ね）
これね、つまりね、
自分の子供があまりに頭が悪くて
親が急に塾に入れたとしてもね、
良い先生に教えてもらう機会は
きっと巡ってこないし、
たいして学力は伸びないんじゃないかなって…
非常勤講師がみんな悪いわけじゃないわよ！！
みんな頑張ってるのは十分知ってるわ！！！
ていうか私が自分の頑張りを認めてほしいぐらい
睡眠時間削って真剣に予習してる！！！！
でもやっぱりベテランとは違うからさっ…！
しかもよ。私にも当てはまることだけど、
非常勤の先生って
自分が得意な教科を担当してるわけじゃない？
それも、みんな揃いも揃って
大学受験勝ち残り組よ。
たぶん中学受験のころから、
その教科に関して苦労したことがない。
つまり、
東大の受験で国語が武器になりますってレベルで
国語が超得意な先生が
小学生に国語を教えている……
パッと見、超いい感じやん？
そんなレベルの高い先生に教わりたいってなるやん？
でもこれってさあ…
大学受験までずっと国語が得意だった人間が
小学生の段階ですでに国語で躓いてる人間を
理解しきれないんだよな…
だって！生まれてこの方
現代文で苦労したことない人間がよ、
現代文わからないんですって言われても
何がわからないのかよくわからないのよ…
頑張って教えてあげたい気持ちはあるんだけどね。
ベテラン先生になると、
同じ教材を何年も扱う中で
子供が間違いやすい部分を
なんとなくわかっていくみたいだけど…
我々非常勤講師は
圧倒的経験不足のために、
生徒のレベルを把握しきれない…
しかもなまじ自分の得意教科なので
生徒と先生の理解の乖離が
あまりにも激しすぎる…
（自分が小学生の頃はもっとできたし、、、と思ってしまう）
はあ……
子供に何を教えたらいいのかわかりませんね。
本当に苦労しています。
しかもね、今日は最悪な体験をしました。
初めて一番下のクラスの生徒を担当したんだけどね
なんかもう教室が無法地帯でした…
塾に来ているという感じではない…
まずみんな文章がスラスラ読めない…
これは単純に読書量の不足でしょうね。
文節の区切りを想像しながら読むことができないのです。
そんなこと本当に関係あるのか？
と言われてしまいそうだけど。
上位クラスの子はスラスラ読むし間違いもほぼない…
この「文章を読む」という作業だけで
すでに上のクラスより
5分ぐらい余計に時間がかかってしまいました。
そして問題を解く…のだけど。
上位クラスは放っておいても
どんどん解き進めるし解答も正確性が高い。
でも下のクラスの子は
「解きましょうね～！」
って声をかけた1秒後に
「ええわかんなぁい～！」
って言っちゃうのよね。
まだ問題文すら読んでへんやろがコラ。
そうなんですよ。学力が足りてないのに
親のエゴで塾に通わされているであろう子は
ほんっとうにやる気がない…
教えるのが本当につらいと思わされてしまう……
勉強を面白いと思った経験もたぶんないのでしょう…
この「わかんなぁ～い！」モードの子供に
何を言っても無駄なのです。
わからないならヒントをあげようね～と
文章を一緒に読んだりしても、
全然集中して聞いてないので
「わかんなぁい！」
って言われちゃうだけなのです。
同じ説明を違う言い方で繰り返しても
なにもわかってない…っていう。
もちろん自分の力不足も否めないけれど、
説明を聞く気がない相手に
何を話したって無駄だ…と
そう思わせられるのです。
無力感でこっちが泣きそうだよ！
しかもすぐ取っ組み合いするし！
うるせえし！ペン投げるし！
小学生ってこんなに幼稚なの？
私の小学生時代が大人すぎてた？
ここは保育園かなにかなの！？
ってひどさです……
上位クラスは本当にこんなことが起こらなくて。。。
まず自分でちゃんと問題を解いてくれるし、
わからない所を質問してくれるし
理解できるまで説明を聞いてくれるし
解答の質が高いし…
同じ学年なのにこんなに差があるんだもんなあ
と思うとこっちまでつらい気持ちになります
中学受験は確かに流行ってるかもしれないけどさ、
中途半端な学力で塾に無理やり通わせるぐらいなら
もっとほかの選択肢もあるんじゃないかって。
そう思っちゃうのです……
最近の研究では
学力は遺伝だってよく言われてますし…
つまり…その…
トンビが鷹を生むことはなかなかｎ…
おっと誰か来たようだ
まあね、私が言いたいのはね。
向いてもいない中学受験を
無理やりやらせる必要は
ないんじゃないですかね。
ってことかな。
塾通わせるだけで親御さんは
かなり満足してるかもだけど
授業態度はひどいもんだし
塾にも正直見放されてるわけだし…
（実績を作れない子はいい金蔓ですよ皆さん！）
まあよく考えてみてくださいな。
プールとかサッカーとか
もっと有意義な時間の使いかたが
あるんじゃないかな……
それでも中学受験させるぜ！
っていうなら全然止めないけど…
駄文長文お付き合いいただき
ありがとうございました！
はい！
終わり！
