サンタが来たけど嬉しくなかった時の話

やほ〜〜ちえりです✌️

寝る気にならんので

よしなしごとをだらだらと書くぞ！！

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あとちょっとでクリスマスだけど、

みなさんは何か、楽しみなこととかありますか？

私？私はうめぇクリスマスケーキを楽しみにしてるぐらいかな。

うちの家には、サンタさんが長いこと来てくれてないけど、

子供の頃のあの、

25日に目覚めた瞬間のワクワク感って

マジで忘れられないよね

ほんとにアンフォゲッタボー

は？カタカナで書くとバカ見づらいね

unforgettableです

……

（妙な間）

いや〜〜〜

あの正体の分からぬ者から

一年に一度だけ贈り物が届く、

意味わからんハッピー行事……

自分がキッズだった時分は、

とにかくサンタの正体が知りたくて

必死に夜更かししようとするんだけど、

夜更かしが成功したことなんて

一度もなかったよね……

ウンウン…………

あのですね

ちえりちゃんが小学生の頃住んでいたおうちは、

普通のマンションみたいな形をした社宅だったんだよね

だから絵本に出てくるような家とは違って

煙突も何もないし、

サンタさんがプレゼントを置きにくるなんて

不可能に近いなと思ってたんだけど…

毎年なぜか侵入されてたんだよな……

いやぁ不思議すぎる…………

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まあとにかく25日の朝のドキドキ感は

もう2度と味わえない尊い感情だよな〜と

思うわけなんですが、

実は人生で1度だけ、

25日の朝以外のタイミングで

サンタからプレゼントをもらったことがあるので、そのときの話でもするね

（多分）私が小学校2年生だったときなんだけど

その年のクリスマスは謎に

都内のホテルに泊まりましょう！

ということになって

とっても素敵なクリスマスディナーを家族で楽しんだりしていたのね

んで

はいはい後は寝るだけーーー！！！！！

ここで寝ればプレゼント！！！！！

良い子だから早く寝るよ！！！！！！

クリスマスさいこー！！！！！

な状態でお部屋に戻ったんよ。

もう美味しいご飯を食べた後なので気分が爆上げで。

後は寝るだけよ、寝たらプレゼントがもらえるよ！ってところまで来てたわけよ。

んで、もうお風呂にも入って

準備万端！後は寝るしかない！

と張り切って

ベッドに横たわろうとした瞬間、

お部屋のベルがピンポーンと鳴って…

いやいや夜になんやねん！！！

と思ったよね。

しかもここはホテルなわけで、

おうちじゃないんだから

宅急便が届くわけでもないし、

NHKが来るわけでもないし、

とにかく個室ピンポンは怪しさしかなかった。

でも

突然の来訪者に対して、

両親らは

待ってましたと言わんばかりに

ニヤニヤ見つめ合ってて…！

ん？全然状況わからんな…と思いつつも、

私は、ただならぬ気配を感じていた。

子供ながらに。

そして、ウキウキの顔したマッマが

勢いよく扉をバーン！と開けたらですね

突如、

真っ赤な服を着た

モジャモジャ白髭のおじいさんが現れて

Merry X'mas！（流暢な英語）（ガチ外国人）

って

部屋に侵入してきたんよ。

小脇にプレゼントらしきものを抱えて。

いや………

え…………？

今まであんなに頑なに正体を隠し続けてた

サンタが急に自分から出てくる……？

どういうこと…………？

訳がわからなさすぎる……！

とまあ

キッズワイ、

混乱してしまってですね

そりゃまあ例年はね？

サンタさんにインビテーションカードを書いて……

ワクワクしながら枕元にでっかい靴下を置いて……

親に「起きてる悪い子にはサンタ来ないよ？」って言われても、

ちょっと粘って起きてみたりしちゃって……

それで結局、知らない間に寝ちゃってて……

朝起きてみたら、ずっと欲しかったおもちゃがこっそり置かれてて……

嬉しいことにサンタからのお返事なんかも来ちゃってて…………

「会えなくて寂しいけどまた来年！」

とか言われててぇ……

謎オブ謎アンド謎のサンタさん（多分悪者ではない）

への期待値の高さよ！！！！！！

わかります！？！？！？！？！？

私がいくら頑張っても姿を見ることはできないのに、

なぜかサンタはこっちのことを一方的に知っていて、

日頃の行いが良いとか悪いとか確認してるらしいし……（ちなみに悪いことをするとサンタは来ないらしい）

こちら側が会いたいな〜と思ったからと言って、簡単に会える相手じゃないからこそ、

子供の私はサンタにめちゃめちゃ執着していたというか

なんなら

将来はサンタの身元を明かすために

仕事を頑張って億万長者になって、

ガチなセキュリティのある家に住み、

全方位を監視カメラで見られるようにしたいと

常日頃口に出してたもんですから……

そう、

そこまでしないと出会えないと思ってた

伝説級のサンタが、

なんか知らんけど

自分からのこのこ出てきて

挨拶とかしてくるからぁ……

嬉しさとかではなく

もう焦りっていうか

当時の私の語彙の中にはなかったと思うけど

「解釈違い」

だったんですよ。完全に。

サンタは隠れててナンボだし。

こっちがいつか全力で見つけ出してやんよ！

首洗って待ってろ！！！

ぐらいの感じだったのに

急に隠れもせずに出てきて……

はあ…（泣）（泣）（泣）

サンタの登場があまりにも悲しくて、

当時の私は全く受け入れられず、

ずっと欲しい欲しいと言っていた

たまごっちの人生ゲームをサンタから手渡し（！）されても

全然嬉しくなく…………

盛り上がるかと思われたホテル室内のボルテージは急降下

サンタも英語で必死に盛り上げようとしてくれたんですが、キッズワイ全然喜ばず

結局微妙な空気で

「次の子供にもプレゼント渡さないといけないから！バーイ！」

ってお別れした。ような記憶がある。

もはやサンタ登場後の記憶がない。

サンタが来てくれても全然嬉しくなかった記憶しかない。

ほんとにあの時の派遣サンタは

ガチの興醒めだった、

…ってのをまあ

十数年越しに両親に伝えたらですね、

「あの派遣サービス、そこそこ高級だったのに

子供が全然喜ばないから最悪だった！！」

って言われちゃったー！！！！！！！

いろんな意味で、お互いの記憶に鮮明に残ってたみたいね…

まあ、逆にあのサービスで喜ぶ子供が

おるんか知らんけど、

世の中のマッマやパッパは

もうこんな悲劇を繰り返さないでくれよな

じゃ！！！