こんちゃす！ちえりです！！
昨日の朝、
起きたらカルビーが作った
「#寝てないアピールをしてください」
ってタグがトレンドに上がってたもんで
気になって筆を執った次第。
ブログにとっかかった、って
言いたいだけなんだけど果たして
「筆をとる」でいいんかな、
実は「キーボードに触った」だけなんだけど…
まあいいや
そもそもこの
＃寝てないアピールをしてください
っていうタグは
新商品の売り出しのためなんだよね！！！
わかるよわかる
このマーケティングに至った流れが
手に取るようにわかるよ…
↑これこれ。
これの宣伝を結構頑張ってるみたい。
ホームページに進むと、
QUOカードがもらえるキャンペーンとかもあるらしい。
かなり張り切って宣伝してる様子。
＃寝てないアピールをしてください
ユーザーを媒介とした広告の拡散を可能にするというやつ。
低コストながらかなり効果があるので
いろんな企業が参入してますね。
「タグ付け投稿の拡散」は、
学生のビジネスコンテストでも
結局行きつきがちなビジネスプランです。
というかSNSを使うとなると、
こういうやり方が一番効くんだよな多分。
私自身過去に参加したビジネスコンテストでも
「睡眠」というテーマで
ビジネスプランを考えたことがあり、
同テーマにおける
問題の深堀や解決策の提起のために
チームで頑張った経験があります。
（賞などは獲れなかったのですが・・・）
そういった活動の中で、
正直、
今回のカルビーが考えた
「ユーザー自身が、寝てない自慢を投稿し共有する」
というビジネスプランの案が出たことがあったのですが、
満場一致でアカンやろとなり、
全然採用されなかったということがありました。
や、悪くはないんだけど・・・・・・！
でも
良くはないんじゃね
ってみんなで言ってた案が
丸々そのまま採用されてたので
笑っちゃいました。
別に悪くはないけど！（２回目）
そう、悪くはない。
みんなで「悪くはないんだよな～」
って言ってた案！！
↑中和してくれるカエル
たぶん他に意見が出てなかったら、
私たちのグループも
カルビーと同じような手法で
商品の周知を図ってただろうなあとは思っている
うーん。
基本的に、商品の良し悪しにかかわらず、
（そりゃ優れてるほうがいいけどさ）
その商品自体を！存在を！
大勢に知ってもらう必要があるからこそ、
広告・宣伝が大事になってくるわけだけど！
知ってもらうための
マーケティングなわけだけど！
そこの「マーケティング」部分に対して
なんかなあ～と思っているわけですよ。
代替案は今のところないので
あまりつっこまないでほしいんですが。
多分あれでしょ、
今回のカルビーの
＃寝てないアピールをしてください
てのは、
企業の想定としては、
みんなが積極的につぶやきたくなるようなネタを使うことで
より多くの人につぶやいてもらおうね、
みたいな話でしょ
わかるよ！！めちゃわかるよ！！
私たちがビジネスプランを考えてた時
同じアイデアが浮かんだのも、
同じ出発点からだったよ！！！
わかるんだよ！！！
わかるけど！！！
その一つ一つのツイートをみた
ユーザーがどういう気持ちになるかとか、
本当にユーザーがそのことについて
つぶやきたい気持ちになるのかとか
もう少し考えたほうが
良かったんじゃないかなって気もする。
や、わからん。
こういうのは結局やってみるまで
どうなるかわからないし、
私の価値観だけで語るのは非常に危険だけど。
そもそも
他人の寝てないイキリツイートって
見たいか？？
見て、ポジティブな感情になるか？？
っていうと、
人それぞれかとは思うんだけど
別に見て嬉しい気持ちになるツイートではないのよ。
別にいいねを押したくなるツイートでもないのよ。
そもそも「寝てないイキリ」って
有名な害悪行為として認識されてるじゃん。
ミサワのあれとか
↑これですよこれこれ。
今はあんまり有名じゃないのかな
寝てない話って、
なんとなく自慢っぽいというか
イキリに聞こえる場面で
登場しがちなんですよ！！！！！！！
全部が全部そうというわけじゃないけど…
（しかも結局は、「忙しくて寝られない」というよりも、その人の生産性の低さが露呈しているだけという何重にも厳しいやつだったりする）（厳しすぎる）
試しに今
「寝てない」ってGoogle検索に入れたら
後ろに
「自慢」「アピール」「気持ち悪い」
ってサジェストされましたわ。
わかる？？？
寝てないアピールって
だいたい周りにウザがられる行為なの！
すべてがそうとは限らないけどさあ！
いや、たぶんそんなことは企業さん自身わかりつつも
この企画を採用したんだろうなとは思うものの・・・
人間、自慢したくなっちまうもんな・・・
苦労してる自分の話って、
ついついつぶやきたくなっちまうよな・・・
そこはわかるんだよ、わかるけどさ、
じゃあ私が素直に
「寝てないアピール」をするかって言われると、
よっぽどおもろいネタに昇華できない限りは
つぶやかんやろ・・・！
という気がする。
実際つぶやく気になってないし。
それこそさっきのミサワみたいなネタなら
ウケねらいでするけどさ、
純粋に寝てないアピールは
なかなかのことがないとせんやろ。
理由は前述のとおり、
自慢っぽかったりするから。
フォロワーに不快感を与えるつぶやきにしかならん予感がするから。
一応つぶやく際には、
私のツイートを見て交流してくれてる
フォロワーのことを意識してつぶやくから、
フォロワーに不快感を与えそうというか、
「そういう言動は幼いよね・・・」
って思われちゃいそうな
香ばしいつぶやきは避けますよ。
しちゃうこともあるけど！！！
（フォロワーの皆さんごめんなさいね）
でも積極的にするようなもんじゃない。
そう、まさに寝てないアピールって
香ばしいんだよな
だから、
私だけかもしれないけど
＃寝てないアピールをしてください
ってタグでわざわざつぶやきたい！
って気持ちにならない。
強力なモチベーションになりえない。
まあ今の↑はあくまで！
私の話だけどさ！
私っていう一人の女子大生を
ペルソナに据えた場合の話だけどさ！
結局他の人はどうなのって話だよね
どうなんだろ？
皆つぶやきたい？
この商品のターゲットと想定されてる層が
実際につぶやいてくれるんだろうか？
つぶやくことで商品の存在を広めてくれるんだろうか？
というのがわたしは非常に気になった。
マーケティングにおいては
ターゲティング（誰に売り込むのか？）
というのはホントのホントに
重要な観点だけど、
正直、
「寝てないアピールをしてくれる層」
＝今回のカルビーの企画によって行動が見られた層と
「このヘルスケア商品がターゲットと定めている層」は
一致してないんじゃね？？？
と思っている、私は（強調）。
基本的にヘルスケア商品って、
10代向けの商品って感じではないやん。
（最近流行りの睡眠市場では、その限りではないけど！でも基本的には商品を買ってくれそうな人をターゲットにしないとビジネスとして成り立ちにくいので、お金がない子供たちよりも、お金を持ってる大人をターゲットとするというのがよくあるパターンだと思います）
なんとなく、なんとなくだけど
この「にゅ～みん」という商品は
大学生か若い大人ぐらいがターゲットなんじゃなかろうか。
マクアケに載ってた
プロジェクト紹介を見る限りだけど。
じゃあ、そういうターゲットの人たち
（大学生や社会人）に
この商品の存在を
知ってもらう必要があるわけだが、
そのぐらいの年齢の人が
＃寝てないアピールをしてください
みたいな
いわゆる「香ばしいツイート」を
どれくらいしてくれるんだろうか…？
っていう心配がある。
いやもうこれ
多方に失礼なブログだな
書いてる途中で消したくなってきた
我慢して書き進めていきたいんですが、
私が思うに「香ばしツイート」をしてくれるのは
めちゃめちゃ若い人（）か、
まあそういうつぶやきを平気でするタイプの大人（）
になっちゃうんじゃねと
そう思っているわけですよ。
はあああんキャンペーン参加者の皆さんごめんなさい！！
ディスりたいわけじゃないよー！！！！！
まあその、
そういうことが言いたかったわけです。
ちゃんとペルソナ設定とかしてんのかなっていう。
＃寝てないアピールをしてください
というネタって、
カルビーがターゲットとする層には
積極的につぶやかれないんじゃないか？
っていう心配です。
だって寝てない自慢って
アイタタタ・・・なので
（すべてがそうというわけではない！ここは大事！）
完全に私個人の意見なので
違うやろ！と思った人がいたらごめんなさい…
結局どんなマーケティングでも、
ターゲットとする層に
情報が広がらなかったら、
あんまり意味がないので…
ターゲット層に響くマーケティングをするのって
根本的な話だし、
大事なんじゃないかなあと思います。
あとこれは自分の中でなんて言えばいいかわからないというか
フワフワした言及なので
流してもらって構わないんですが、
ポジティブなことを他人と共有するのに
特に抵抗感は生まれにくいですけど、
ネガティブな話題は
そうもいかないと思うんですよ。
喜んで広めたいような話ではないというか。
んで寝てない話って
あんまりポジティブになりえないので
それもまたつぶやきたい気持ちに
ストップをかけちゃいますかね。
私なら。
いやツイッター上には
愚痴垢なんかもあるし
完全にそうとは言えないけど。
なーんかこう、
共感マーケティングを展開するにしても
ネタが微妙なんですよね。
プラスかマイナスで言えばマイナスな話を
キャッキャッキャッキャ
つぶやこうってのは
無理がある話なんじゃないの？
ってことです
この辺りの問題が、
我々のチームの中で
この案が却下になっちゃった理由ですかね。
まあカルビーの
プロジェクトチームの皆さんは
こういうこともわかりつつ
苦し紛れに打った企画なんじゃないかなー
となんとなく思ってますが！！
というか！！！
全部が全部香ばしいツイートではないだろうし、
私の想像したターゲットが間違ってる可能性だってあるし、
このタグをつけてつぶやいてくれるのは誰でもいいから
とにかくツイッターのトレンドに載せてしまって、
そこから周知を図ろうという、
そういう戦略なのかもしれないし…
（もしそういう戦略ならば、それは成功してる……大学生の私のタイムラインにカルビーのタグツイートが回ってくることは一切なかったけれど、トレンドに載っているのを見て、この企画の存在を知るに至ったので！）
結局何が正解かわからんが
私がこの企画に対して
あまり良い印象を持てなかったよという話！
もう書くの疲れたからおしまい！
久しぶりにマーケティングの話できて楽しかった！
ではまた！！
